GDNディスプレイ広告のバナー入稿時の失敗を防ぐ最新規定まとめ

advertising Google広告

ディスプレイ広告を展開する上で、GDN(Googleディスプレイネットワーク)とYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク)のサービスの違いを理解しておくことが重要です。本ブログでは、これら2つの主要な広告サービスの入稿規定の違いについて詳しく解説していきます。ディスプレイ広告の審査基準やバナーサイズなど、細かな違いを把握することで、より効果的な広告運用を行うことができます。

1. GDNでおすすめのバナーサイズとは?

banner

GDN(Googleディスプレイネットワーク)で効果的な広告を作成するためには、適切なバナーサイズの選択が重要です。適切なバナーサイズを選ぶことで、広告の表示回数やクリック率を最大化することができます。以下では、GDNでおすすめのバナーサイズについて詳しく解説していきます。

1.1 バナーサイズの重要性

GDNでは、多くのバナーサイズに対応していますが、特に「300×250」から「336×280」へのシフトが進んでいます。スマートフォンの画面が大きくなり、小さなバナーサイズではバナーが見づらくなってしまうため、「336×280」のバナーサイズが一般的になってきました。

1.2 おすすめのバナーサイズ

以下は、GDNでおすすめのバナーサイズです。

  1. 300×250
  2. 336×280
  3. 728×90
  4. 160×600
  5. 468×60

これらのバナーサイズは、PCとスマートフォンの両方に対応しており、配信回数やコンバージョン率が高い特徴があります。特に「300×250」と「336×280」のバナーサイズは、費用対効果も良く、GDNで積極的に利用することをおすすめします。

1.3 バナーサイズのリサイズ

「300×250」のバナーサイズを少し大きくリサイズすることで、「336×280」のバナーサイズが作成できます。制作側から見ても費用対効果が高く、GDNには「336×280」のバナーサイズを準備することをおすすめします。

GDNでバナーサイズを選ぶ際には、これらのおすすめサイズを意識して制作を進めてください。それにより、広告の効果を最大限引き出すことができます。

2. GDNレスポンシブディスプレイ広告の画像規定

advertisement

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、画像の入稿に特定の要件が求められます。以下では、GDNレスポンシブディスプレイ広告の画像規定について詳しく説明します。

画像の種類

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、以下の3種類の画像が必要です。

  1. 横長画像(必須)
  2. スクエア画像(必須)
  3. ロゴ(省略可)

画像のサイズとファイル容量

各画像のサイズとファイル容量の要件は以下の通りです。

横長画像(必須)

  • 横縦比: 1.91:1
  • 最小サイズ: 600×314
  • ファイル容量上限: 5,120 KB

スクエア画像(必須)

  • 横縦比: 1:1
  • 最小サイズ: 300×300
  • ファイル容量上限: 5,120 KB

ロゴ(省略可)

  • 横縦比: 1:1
  • 最小サイズ: 128×128
  • ファイル容量上限: 5,120 KB

また、画像内に含まれるテキストの割合は画像全体の20%を超えてはなりません。20%を超えると、審査に通過しない可能性があります。さらに、アニメーション画像(GIFアニメーションなど)は使用することができません。

以上がGDNレスポンシブディスプレイ広告の画像規定です。これらの要件に準拠した画像を用意し、効果的な広告を作成しましょう。

3. GDNレスポンシブディスプレイ広告のテキスト規定

advertising

GDN(Google Display Network)のレスポンシブディスプレイ広告では、テキストの入稿には特定の規定があります。以下では、GDNレスポンシブディスプレイ広告でのテキスト入稿に関する規定について詳しく解説します。

テキストの種類と最大文字数

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、以下の4種類のテキストを入稿することができます。

  1. 短い広告見出し:全角15文字、半角30文字以下
  2. 長い広告見出し:全角45文字、半角90文字以下
  3. 説明文:半角90文字(全角45文字)まで
  4. 会社名:半角25文字、全角12文字以下

テキスト入稿の制限

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、各テキストには入稿可能な数に制限があります。以下に制限を示します。

  • 短い広告見出し:最大5個まで入稿可能
  • 長い広告見出し:最大1個まで入稿可能
  • 説明文:最大5個まで入稿可能
  • 会社名:最大1個まで入稿可能

ただし、短い広告見出しと長い広告見出しには「!」マークは使用できませんので、ご注意ください。

テキスト表示の文字制限と省略記号

GDNやYDN(Yahoo! ディスプレイネットワーク)では、テキストの表示はコンテンツによって異なるため、全てのテキストが表示されない場合があります。表示しきれなかった部分には末尾に省略記号が表示されます。

特にGDNでは、テキスト入稿時に表示文字数を考慮し、必要な情報を短く端的に伝えるようにすることが重要です。

以上が、GDNレスポンシブディスプレイ広告のテキスト入稿の規定です。適切な文字数や数を守りながら、効果的なテキストを作成しましょう。

4. GDN広告でよくある審査落ち事例

marketing

GDN広告の審査では、落ちることがよくあります。以下は、審査落ちの主な事例です。

1. 最上級表現の使用

最上級表現(「日本一」「最も」「業界初」など)は慎重に扱う必要があります。誇大広告とみなされる場合があり、審査に落ちる可能性が高まります。

2. 薬事法への抵触

特に「良くなる・治る」と断定する表現は、薬事法に抵触する可能性があります。効果を過大に宣伝することは審査に落ちやすいです。

3. LPに主体者の情報が不足

広告のLP(ランディングページ)には主体者の名称、住所、電話番号が必要です。これらの情報が欠けている場合、審査に落ちることがあります。

4. 「!」の使用

レスポンシブディスプレイ広告の広告見出しで「!」を使用すると、審査に落ちる可能性があります。注意が必要です。

5. 画像内テキストが20%以上占める

レスポンシブディスプレイ広告の画像内のテキストが全体の20%以上を占めると、審査に落ちやすくなります。テキストの量には注意が必要です。

これらの事例は審査に通過しにくいです。入稿前にこれらのポイントをチェックし、問題がないか確認してください。

審査落ちを避けるためには、これらの事例を意識して広告を作成しましょう。また、審査は通常0~1営業日で完了しますが、混雑している場合は3~4営業日かかることもあります。再審査に時間がかかってしまうと、広告配信の遅延や利益の損失につながる可能性があるため、入稿前に審査ポイントをしっかり押さえることをおすすめします。

5. GDNとYDNの入稿規定の違い

advertising

GDN(Googleディスプレイネットワーク)とYDN(Yahoo!ディスプレイネットワーク)は、ディスプレイ広告を配信するための2つの主要な広告サービスです。しかし、これらのサービスの入稿規定にはいくつかの違いがあります。以下に、GDNとYDNの入稿規定の主な違いをまとめました。

1. バナーサイズの違い:

  • GDNでは、主流のバナーサイズは336×280ピクセルですが、YDNでは使用できません。注意が必要です。

2. ファイルタイプと容量の違い:

  • GDNでは、JPG、JPEG、PNG、GIFの4つのファイルタイプが利用できます。また、ファイル容量は150KBまでと制限されています。
  • YDNでは、JPG、JPEG、PNGの3つのファイルタイプが利用できます。ファイルサイズは150KBですが、圧縮して150KB以下になる場合は最大3MBまで利用可能です。

3. GIFアニメーションの使用の違い:

  • YDNでは、GIFアニメーションの使用は許可されていません。YDNにGIFアニメーションを入稿すると審査に通らないため、注意が必要です。

4. テキストの文字数制限の違い:

  • YDNの広告テキストには、タイトル、説明文1、説明文2、主体者表記、リンク先URL、表示URLの各項目に文字数制限があります。例えば、タイトルは最大15文字、説明文1と説明文2はそれぞれ最大19文字です。
  • GDNの広告テキストにも文字数制限があります。短い広告見出しは全角15文字または半角30文字以下、長い広告見出しは全角45文字または半角90文字以下、説明文は全角45文字または半角90文字以下となっています。

GDNとYDNの入稿規定の上記の違いは注意が必要です。広告を入稿する際には、それぞれの広告サービスの規定に合わせて作成し、審査に通る広告を提出しましょう。

まとめ

GDNとYDNは、ディスプレイ広告の運用において重要な2つのプラットフォームです。本記事では、それぞれのプラットフォームにおける広告入稿の注意点を紹介しました。バナーサイズやファイル形式、テキストの文字数制限など、各プラットフォームの固有の規定を理解し、適切に対応することが広告の審査通過と効果的な配信につながります。広告運用の際は、これらの違いを意識して適切な広告素材を準備することが重要です。また、審査落ちの主な事例も解説したため、これらのポイントを確認しながら広告を制作することで、スムーズな審査通過と広告配信が期待できるでしょう。

よくある質問

GDNでおすすめのバナーサイズは何ですか?

GDNで効果的な広告を作成する際、特に「300×250」と「336×280」のバナーサイズがおすすめです。これらのサイズはPCとスマートフォンの両方に対応しており、配信回数やコンバージョン率が高い特徴があります。費用対効果も良いため、GDNで積極的に利用することをおすすめします。

GDNレスポンシブディスプレイ広告の画像規定はどのようになっていますか?

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、横長画像とスクエア画像の2種類の画像が必須です。それぞれ最小サイズや縦横比、ファイル容量の制限があるため、これらの要件を満たした画像を用意する必要があります。また、画像内のテキストが全体の20%を超えてはいけません。

GDNレスポンシブディスプレイ広告のテキスト規定はどうなっていますか?

GDNレスポンシブディスプレイ広告では、短い広告見出し、長い広告見出し、説明文、会社名といった4種類のテキストを入稿できます。それぞれの最大文字数や入稿可能数に制限があるため、効果的なテキストを作成するために注意が必要です。

GDN広告によくある審査落ち事例にはどのようなものがありますか?

GDN広告の審査では、最上級表現の使用、薬事法への抵触、LPに主体者情報が不足している、レスポンシブ広告の「!」の使用、画像内テキストが20%以上占める、といった事例で審査に落ちやすくなります。これらの事例を意識して広告を作成することが重要です。

コメント