2023年のMETA広告最新アップデートのまとめ

META広告

近年、デジタル広告におけるメジャープレーヤーとして、Meta広告が主役の座に躍り出ました。そのため、そのアップデートは、マーケターや広告主にとっては見逃せない情報となっています。この記事では、2023年に実施されたMeta広告(Facebook広告・Instagram広告)の最新アップデート情報をまとめてご紹介します。

 

キャンペーンの目的に関する変更

キャンペーンの目的に関する変更は、Meta広告の中でも大きなトピックとなりました。これまで多くの選択肢がありましたが、それらがビジネスゴールに合わせて6つに集約されました。

変更前と変更後の比較

変更前のキャンペーン目的は、ブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、エンゲージメント、アプリのインストール、動画の再生数アップ、リード獲得、メッセージ、コンバージョン、カタログ販売、来店数の増加など多岐にわたっていました。しかし、これらは6つの目的に絞られました。

変更後の目的は以下の通りです:

  1. 認知 – ブランドの認知度を高めることを目指します。
  2. トラフィック – ウェブサイトへの訪問者数を増やすことを目標とします。
  3. エンゲージメント – ユーザーとの対話を促進し、彼らの関与を深めることを目指します。
  4. リード – 顧客のリードを集め、それらをビジネスのリードに変換することを目指します。
  5. アプリの宣伝 – アプリのダウンロード数を増やすことを目指します。
  6. 売上 – 最終的には、これらすべての目的は売上の向上を目指しています。

Campaign Objective Change

一部の目的の名称とキャンペーンの作成手順が変更されていますが、すべての機能はこれまでと同様に使用できます。参照:Meta広告マネージャの目的のアップデートと変更 | Meta Business Help Center

Advantage+ アプリキャンペーンでレポートの詳細な内訳が利用可能に

これまでは特定の配置や、オーディエンスの利用者層の情報をレポートしたインサイトを見ることはできませんでしたが、アップデートにより現在4つの配信指標(年齢、性別、インプレッションデバイス、配置)の内訳を確認できるようになりました。これにより、Advantage+ アプリキャンペーンの分析に利用し、クリエイティブの判断に活かすことができます。

若年層のオーディエンスに向けた広告に関する変更

2023年2月20日以降、ターゲットオーディエンスに18歳未満の利用者を含む広告では、一部のターゲット設定オプションおよびキャンペーンオプションを利用できなくなりました。これは、若年層の保護を目的としたもので、性別によるターゲティングや地域ターゲティングなどのオプションが制限されました。

Instagramプロフィールフィードへの広告掲載が可能に

Instagramのプロフィールフィード面へ広告の掲載が可能になりました(18歳以上のInstagram公開プロフィールのフィードビューに掲載)。これによりリーチの拡大やブランド認知度の向上が期待できます。

Instagram Advertisement

参照:Instagramプロフィールフィード広告について | Meta Business Help Center

ブランドコンテンツ広告で他の人の投稿の使用をリクエスト

広告主は、他の人のFacebook投稿でタグ付けされた場合に、その投稿をFacebookのブランドコンテンツ広告として宣伝するための許可を投稿者にリクエストできます。投稿者は、届いたお知らせでこのリクエストを承認または拒否できます。

参照:ブランドコンテンツ広告について | Meta Business Help Center

アップデートを活用した広告戦略の進行方向

Meta広告はアップデートが非常に多い媒体であり、これらのアップデートを適切に活用することで、広告のパフォーマンス向上につなげることができます。今後も最新の情報をお届けする予定ですので、常に最新の情報をキャッチアップし広告のパフォーマンス向上につなげていけるようにしましょう。

最後に、この記事では、2023年のMETA広告の最新アップデートについて、"Changes to campaign objectives,Detailed breakdown of reports available for Advantage+ app campaigns,Changes to advertising to younger audiences,Ads can now be placed in Instagram profile feeds,Use of others' posts in branded content ads Request."というキーワードを用いて詳細に解説しました。これらのキーワードは、今後の広告戦略を考える上で重要なポイントとなるため、是非参考にしていただければと思います。

コメント